「ゴールドキッチン」とは?海底火山のマントルで金が濃縮、独研究が66試料で解明

金の原石のクローズアップ写真

独GEOMAR研究チームがニュージーランド沖ケルマデック弧の海底火山ガラス66試料を分析し、水を含んだマントルが繰り返し溶融することで金が濃縮される「ゴールドキッチン」の仕組みを解明したと発表しました。沈み込み帯特有の金鉱床の謎に迫る成果です。

車内監視カメラ義務化?新車の92%がデータ収集、抵抗する米国人ドライバー

デジタルダッシュボードと監視技術を備えた新型車の車内

EUで2026年7月7日から新車への運転者監視カメラ搭載が義務化され、米国でも車のデータ収集への懸念が拡大しています。WSJが報じた、あえて低技術な車を選び監視技術を避ける「抵抗する運転者たち」の実態と、新車の92%に及ぶデータ収集・売却の実情、米国の飲酒検知義務化の攻防を解説します。

xAI、ミネソタ州の「ヌード化」規制法を提訴——違反1件50万ドルの賠償責任

「PRIVACY PLEASE」と書かれた看板の白黒写真

イーロン・マスク氏率いるxAIが、AIによる無断ヌード化を禁じるミネソタ州法を「表現の自由の侵害」として提訴しました。違反1件50万ドルの賠償責任や、7億件超のダウンロードを記録する規制対象アプリ市場の実態、表現の自由との対立構造を詳しく解説します。

PwCのAI報告書に「幻覚」多発——ビッグ4で捏造引用相次ぎ豪州は6.3万ドル返金

PwC中東法人の報告書に生成AIによる架空の引用や存在しない自社サービスの記載が発覚。KPMG・EY・デロイトでも同様の「AI幻覚」問題が相次ぎ、デロイトは豪政府へ約6.3万ドルを返金しました。AI活用を助言する立場の企業自身が抱える検証体制の甘さと、その背景にある構造的な課題を詳しく解説します。

Hailoとは?時価総額10億ドルのイスラエルAIチップ新興、資金難で二束三文の身売りに

AIチップを模した半導体プロセッサのイメージ

イスラエルのエッジAIチップ新興Hailoが、かつて時価総額10億ドル超のユニコーンでありながらSPAC上場の頓挫と資金繰り悪化を経て、米半導体大手Microchipに二束三文で救済買収されることになりました。転落の経緯と業界への影響を解説します。

APOE2とは?「長寿遺伝子」がDNA修復で脳細胞の老化を防ぐと米研究で判明

脳内のニューロンをイメージした虹色のレンダリング画像

「長寿遺伝子」として知られるAPOE2が、なぜ脳をアルツハイマー病や老化から守るのか。米バック研究所がiPS細胞由来の神経細胞を使い、DNA修復力を高めて細胞老化を防ぐ分子メカニズムを解明。APOE4保有者への治療応用の可能性も見えてきました。

ナマズに「伝染性がん」世界初確認、米国の湖で3割感染し史上4例目

湖の底に佇むナマズ

米バーモント大学の研究チームが、北米の淡水湖に生息するナマズに、魚同士でがん細胞が直接伝播する「伝染性がん」を世界で初めて確認しました。史上4例目となるこの発見の詳細と、感染経路をめぐる謎、そしてがん研究全体への影響について、海外メディアの報道をもとに詳しく解説します。

体細胞変異とは?人類の寿命の理論的上限は156歳と露研究チームが算出

青い背景に浮かぶDNA二重らせんの3Dレンダリング画像

露スコルテックとAIRIの研究チームが、体細胞変異のみを老化要因とした場合の人類の理論的な寿命上限を数理モデルで算出。結果は156歳、臓器差を考慮した場合でも146〜194歳という範囲にとどまり、学術誌npj Agingに論文が掲載されました。

プログラマブル光チップとは?光の速度を自在制御、AIデータセンター省電力に道

光ファイバー束のクローズアップ

光は製造後には速度を変えられない――そんな常識に挑む「プログラマブル光チップ」の新設計を、韓国のソウル大学校などの研究チームが発表しました。AIデータセンターの省電力化や自動運転への応用が期待される一方、現時点ではシミュレーション段階にとどまります。

スペルミジンとは?高齢者のワクチン低反応を改善させると英オックスフォード大が確認

注射器とワクチンのバイアル

チーズや小麦胚芽など身近な食品に含まれる天然成分スペルミジンが、加齢で弱った高齢者の免疫を底上げし、新型コロナワクチンの抗体反応を改善させる可能性を、英オックスフォード大とドイツの研究チームが40人規模の臨床試験で明らかにしました。低反応者では抗体増加も確認。