アリの子育ては「空腹」から進化?6万個の神経細胞で謎を解明、米研究

マクロ撮影されたクロアリ

米ロックフェラー大学の研究チームが、クローンレイダーアリの脳内で空腹を伝える神経ペプチドNPFとAstAが幼虫の世話行動のスイッチとしても働くことを発見しました。進化が既存の脳回路を使い回して子育て行動を生み出した可能性を示す成果で、哺乳類や人間の養育行動の起源を理解する手がかりにもなり得ます。

話し相手AIペンダント「Friend(フレンド)」とは?孤独対策端末が音声機能搭載で再始動

常時会話するAIウェアラブル「Friend」が音声機能を追加した新型を発表し、価格を129ドルから249ドルへほぼ倍増させました。値上げに踏み切った戦略の狙いと、AIコンパニオンをめぐる安全性への懸念を、米メディアの報道をもとに解説します。

ザトウクジラの「歌」、潜水中に16時間途切れず歌い続けると米研究で判明

ザトウクジラが海中を潜水する様子

ザトウクジラのオスが潜水中に最長16時間、ほぼ途切れず歌い続けることを米シラキュース大学の研究チームがマウイ沖の6年間の調査で発見しました。歌のテーマが潜水の各フェーズと一貫して連動しており、酸素管理や性選択との関係、音響データのみから行動を推定する新たな応用も期待されています。

火星の大気はなぜ消失した?「ケルビン・ヘルムホルツ波」の仕組みを2探査機で世界初解明

火星の表面をシミュレートした画像

太陽風が引き起こす「ケルビン・ヘルムホルツ波」が火星の大気を宇宙へ流出させる仕組みを、米ボストン大学がNASAのメイヴンと中国の天問一号による探査機2機の同時観測で世界で初めて解明。かつて水があった火星が乾いた星になった謎に迫る最新研究を分かりやすく解説します。

韓国が観測史上最高42.5度を記録、日本の記録も上回る猛暑に屋外活動中止呼びかけ

猛暑・熱波のイメージ(砂の中の温度計)

韓国・梁山市で42.5度を記録し、1904年の観測開始以来の最高気温を更新。日本の観測史上最高気温も上回るこの記録的猛暑で、気象当局が屋外活動の即時中止を呼びかけた背景や、プロ野球の試合中止など社会への影響、エルニーニョとの関係を解説します。

ペバトロンとは?広島大学が宇宙線最強天体特定、LHCの140倍のエネルギー

銀河系の天の川と満天の星空

広島大学の国際チームが、宇宙線最強天体「LHAASO J1912+1014u」はLHCの約140倍のエネルギーで陽子を加速する「陽子ペバトロン」だと特定しました。5つの観測データを統合した解析手法と、100年来続く宇宙線起源の謎解明への意義を詳しく解説します。

水系ナトリウムイオン電池とは?容量ほぼ2倍、充電400回でも安定し海水も浄化

太陽光を受けてきらめく海水の波と白い泡

英サリー大学の研究チームが、電池材料にあえて水分を残すという逆転の発想で、ナトリウムイオン電池の電気容量をほぼ2倍に高めることに成功しました。400回超の充放電サイクルでも安定し、海水から真水を作り出す脱塩効果も併せ持つ新素材の仕組みと今後の展望を詳しく解説します。

ゴースト祖先とは?人類ゲノムの2%に未知の絶滅系統、米バークレー校が新手法で発見

DNA二重らせんのイメージ

米カリフォルニア大学バークレー校が新解析手法「TRACE」を開発し、現代人ゲノムの中に化石なき2つの未知の絶滅人類「幽霊祖先」の痕跡を発見しました。ゲノムの約2%がこれらに由来するとみられ、人類進化史の見直しを迫る最新研究の内容を詳しく解説します。