ロバート・F・ケネディ・ジュニア(以下RFK Jr.)の娘、キック・ケネディが、父親の奇行を明かしました。
6歳の時、父親がハイアニス・ポートのスクワー島に打ち上がったクジラの頭部を切り取り、5時間かけて自宅まで運転して持ち帰ったというのです。
この出来事は、RFK Jr.の動物への強い興味関心を示す一例として注目を集めています。
クジラの頭部を5時間運転して持ち帰った
キック・ケネディによると、6歳の時、父親のRFK Jr.が、ハイアニス・ポートのスクワー島に打ち上がったクジラの頭部を切り取りました。
RFK Jr.は動物の頭蓋骨や骨格を研究するのが好きだったため、その死んだクジラの頭部を自宅まで運ぶことにしたそうです。
そして、車に頭部を縛り付けて5時間かけて自宅まで運転したそうです。
「高速道路を加速するたびに、クジラの汁が車の窓ガラスに流れ込んできて、本当に最悪の臭いだった」とキック・ケネディは当時の様子を振り返っています。
家族全員が口と鼻を塞ぐためにビニール袋をかぶり、他の運転手からは中指を立てられるなど、まさに異常な光景だったようです。
RFKジュニア(ロバート・F・ケネディ・ジュニア)氏とは?
RFKジュニア(ロバート・F・ケネディ・ジュニア)は、アメリカの政治家一族であるケネディ家の一員として知られる人物です。
家系と背景
RFKジュニアは、1954年生まれで、アメリカの政治史に大きな影響を与えた著名な人物たちと深い関係があります。
- 父親: ロバート・F・ケネディ(元司法長官、上院議員)
- 叔父: ジョン・F・ケネディ(第35代アメリカ大統領)
- 祖父: ジョセフ・P・ケネディ・シニア(実業家、駐英大使)
経歴と活動
RFKジュニアは、環境弁護士として長年活動してきました。彼の主な特徴は以下の通りです:
- 環境保護: 水質保護や環境正義のために尽力
- ワクチン懐疑論: ワクチンの安全性に疑問を呈し、論争を呼ぶ
- 政治活動: 2024年大統領選挙への出馬を表明
論争と批判
RFKジュニアは、その発言や主張により、しばしば批判の的となっています:
- ワクチンに関する科学的根拠のない主張
- 陰謀論的な発言
- 家族や民主党主流派との対立
評価
RFKジュニアに対する評価は分かれています:
- 支持者: 彼の環境保護活動や体制への挑戦を評価
- 批判者: 科学的根拠に欠ける主張や、家名を利用していると批判
RFKジュニアは、その血筋と論争的な主張により、アメリカの政治シーンにおいて独特の存在感を示しています。彼の活動は、ケネディ家の伝統的な政治姿勢とは異なる方向性を示しており、多くの議論を巻き起こしています。
動物への強い興味関心
RFK Jr.は動物への強い興味関心があり、以前にも死んだクマの死体を拾い、それを食べようとしたエピソードがあります。
しかし最終的にはニューヨークのセントラルパークに遺棄するという奇行を行っていました。
このように、RFK Jr.は動物の死体に強い関心を持っており、娘のキック・ケネディもその一端を垣間見ることができたようです。
キック・ケネディは、父親と自分が非常に似ていると感じていたそうですが、父親の奇行ぶりには驚いたと述べています。
政治家としての側面
一方で、RFK Jr.は政治家としての一面もあり、先月には大統領選挙に独立候補として出馬しましたが、先週金曜日に撤退し、ドナルド・トランプ氏を支持すると表明しました。
政治家としての活動と、動物への強い関心という二面性を持つRFK Jr.ですが、娘のキック・ケネディの証言から、その奇行ぶりが明らかになったといえるでしょう。
補足情報
キック・ケネディは、自身の名前の由来となった伯母のキャサリン・ケネディ・キャベンディッシュについても言及しています。
キャサリンは1948年5月13日に飛行機事故で亡くなっていますが、キック・ケネディは「父と私は同じ人間だと思っていたが、数年前からキャサリンに魅了されるようになった。私たちはとても似ている」と述べています。
また、キック・ケネディの祖母エセルが、マーク・アンソニーの曲「I Need to Know」を大好きで、マーク・アンソニーが自宅に来ると勘違いしていたエピソードも明かされています。
まとめ
RFK Jr.の娘キック・ケネディが明かした父親の奇行は、RFK Jr.の動物への強い関心を示す一例として注目を集めています。
6歳の時に父親がクジラの頭部を切り取り、5時間かけて自宅まで運転して持ち帰ったというエピソードは、RFK Jr.の特異な一面を物語っています。
このように、RFK Jr.は動物への強い関心と政治家としての側面を併せ持つ、複雑な人物像が浮かび上がってきたといえるでしょう。