MLB、セントルイス・カージナルスとアトランタ・ブレーブスの試合で、カージナルスの打者アレック・バーレソンがホームランを放った際の祝福ジェスチャーが、ネット上で大きな話題となりました。
バーレソンは、ホームベースを回る際に、右手で右耳を覆うというジェスチャーを見せたのです。
Is this a Trump home run celebration by the Cardinals? pic.twitter.com/f2XrQr0q3u
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) July 21, 2024
このジェスチャーに、ファンの間では前大統領のトランプ氏の暗殺未遂事件からの生還を讃えるものではないかと噂されました。
しかし、カージナルスのベテラン選手マット・カーペンターは、このジェスチャーには政治的な意図は一切なく、バーレソンの大学時代のラッパーとしての呼び名「ビスケット」に由来するものだと説明しました。
つまり、右耳の上に手を当てるのは、目に見えないヘッドフォンをつけているジェスチャーだったということです。
バーレソンのホームラン
バーレソンは、この試合で435フィートの2ランホームランを放ち、チームの6-2の勝利に貢献しました。
これは今季18本目のホームランとなり、打率.294、59打点と好調な成績を残しています。
物議を醸したジェスチャーの真相
ファンの間では、バーレソンのジェスチャーがトランプ大統領の暗殺未遂事件を連想させるものだと話題になりました。
しかし、カーペンターによると、これは単なる大学時代の遊び仲間との内輪ネタだったそうです。
ラッパーとしての呼び名「ビスケット」を持っていたバーレソンは、ホームランを放った際に、まるで目に見えないヘッドフォンをつけているかのようなジェスチャーをしたのだそうです。
これは、大学時代の仲間との思い出を表現したものだったとのことです。
政治的な意図は一切なし
カーペンターは、このジェスチャーに政治的な意図は一切ないと明確に否定しました。
「これは単なる内輪ネタで、政治的な意味合いはまったくありません」と述べています。
つまり、ファンの間で噂された「トランプ大統領の暗殺未遂事件を讃えるもの」といった解釈は、完全に的外れだったということですね。
他のチームでも同様の祝福ジェスチャーが
実は、カージナルス以外のチームでも、同様の祝福ジェスチャーが見られることがあります。
例えば、タンパベイ・レイズの選手たちも、ホームランを放った際に、右手で右耳を覆うジェスチャーをすることがあります。
これも、おそらく何らかの内輪ネタや遊び仲間との思い出を表現しているのだと考えられます。
プロ野球選手たちの間では、このようなユニークな祝福ジェスチャーが流行しているようですね。
まとめ
今回のカージナルスの選手によるホームラン後のジェスチャーは、政治的な意図とは無関係のものだったことがわかりました。
ファンの間で噂された「トランプ大統領の暗殺未遂事件を讃えるもの」といった解釈は、完全に的外れだったということです。