先週末に行われたトランプ元大統領の集会で発生した銃撃事件の容疑者が、人気のYouTubeチャンネル「デモリッション・ランチ」のTシャツを着用していたことが話題になっています。
このチャンネルは銃器に関する動画を配信しており、登録者数は1,150万人を超える大人気チャンネルです。
今回の事件を受けて、チャンネル運営者のMatt Carrikerさんが動画で謝罪と説明をしています。
デモリッション・ランチの概要
「デモリッション・ランチ」は2011年に開設されたYouTubeチャンネルで、銃器の性能や機能を紹介する動画を中心に配信しています。
https://www.youtube.com/@DemolitionRanch
チャンネルの説明では「平凡ではないガンチャンネル」と紹介されており、最新鋭の銃器から珍しい銃器まで、さまざまな銃器を取り上げています。
チャンネルの登録者数は1,150万人を超え、これまでに688本もの動画を投稿しています。
Carrikerさんは自身のYouTube収入について、年間44.5万ドル〜50.4万ドルほどだと述べています。
チャンネルの収益源の一つとして、Tシャツ、パーカー、帽子などのチャンネルグッズの販売も行っています。
トーマス・マシュー・クルックス容疑者との関係
今回の銃撃事件の容疑者であるトーマス・マシュー・クルックス容疑者が、デモリッション・ランチのTシャツを着用していたことが明らかになりました。
これを受けて、Carrikerさんは自身のYouTube動画で、クルックス容疑者がオンラインでTシャツを購入したことを説明し、自身とクルックス容疑者に一切の接点がなかったことを強調しました。
Carrikerさんは、自身のチャンネルでは政治的な対立を煽るような内容は一切投稿しておらず、暴力を助長するものではないと述べています。
また、事件の犠牲者に対して深い哀悼の意を表しています。
補足情報
デモリッション・ランチでは、銃器の性能実験や、最強のスナイパーライフルの検証など、銃器に関する様々な動画を配信しています。
最近では、自社の射撃場「Desperado shooting range」の開設も発表しています。
Carrikerさんはデモリッション・ランチ以外にも、獣医師として活動する「Vet Ranch」チャンネルも運営しており、動物愛護活動にも取り組んでいます。
https://www.youtube.com/@VetRanch
まとめ
デモリッション・ランチは銃器に特化したYouTubeチャンネルで、1,150万人を超える登録者を持つ人気チャンネルです。
Carrikerさんは政治的な対立を煽ることはなく、暴力を助長するものではないと述べています。
デモリッション・ランチは銃器愛好家の間で人気のチャンネルですが、今回の事件を受けて、チャンネルの姿勢が注目されることになりました。