女子バスケの新星 ケイトリン・クラークがNIKEと契約!シグネチャーシューズも

NCAA歴代最高得点者のケイトリン・クラークが、ナイキとの8年間、2800万ドル(約43億円)の史上最高額の契約を結ぶことになったとESPNが報じました。この契約には、クラーク初のシグネチャーシューズの提供も含まれています。

ケイトリン・クラークの活躍と注目度

ケイトリン・クラークは、NCAA女子バスケットボールの歴代最高得点者で、WNBA 2024年ドラフトの1位指名選手です。彼女の活躍により、女子バスケットボールの人気が大きく高まっています。

NCAA女子バスケ決勝戦の視聴者数は過去最高の1,890万人を記録し、WNBA 2024年ドラフトの視聴者数も過去最高の245万人を記録しました。クラークは「サタデー・ナイト・ライブ」にも出演するなど、メディアでも大きな注目を集めています。

このように、クラークは女子バスケットボールの新たな顔として、スポーツファンの心を掴んでいるのです。

28億円の大型契約

報道によると、クラークはナイキとの8年間の契約を結び、総額2800万ドル(約43億円)の契約を締結する予定です。これは、女子バスケットボール選手としては史上最高額の契約となります。

ナイキ以外にも、アンダーアーマーからは4年総額1600万ドル、アディダスからは4年総額600万ドルの提案があったそうですが、ナイキの提案が最も魅力的だったようです。また、プーマからも年間300万ドルの提案があったものの、クラーク側の要求金額に及ばず、契約には至らなかったとのことです。

大学時代

クラークは大学時代、NIL契約で約31億円を獲得しており、ガトレード、ステイトファーム、ナイキなどの大手企業と提携していました。

また、クラークのドラフト指名時の視聴者数は245万人を記録し、WNBAの歴史上最高視聴者数を更新しました。さらに、クラークの背番号付きユニフォームは即完売するなど、その人気ぶりが窺えます。

NIL契約

NIT契約とは「Name-名前」 「Image-イメージ」 「Likeness-肖像」の略で、NCAA(全米大学体育協会)の規則改正により、2021年から大学生アスリートが自身の名前、肖像、ブランドを商業的に活用できるようになった制度。

契約の意義

今回のナイキとの大型契約は、女子バスケットボール選手にとって画期的なものと言えます。

これまでは、ブリアナ・スチュワート(プーマ)、エレナ・デル・ドンナ(ナイキ)、サブリナ・イオネスク(ナイキ)など一部の選手にしか実現していなかった、自身のシグネチャーシューズを持つことができるようになります。

また、8年間という長期契約は、2024年のパリオリンピック、2028年のロサンゼルスオリンピック、2032年のブリスベンオリンピックなど、3大会にわたってクラークをサポートしていくことを意味しています。

クラークは22歳と若く、WNBAでも長期にわたって活躍が期待されています。

ナイキがこのような大型契約を結んだことは、クラークの将来性と女子バスケットボールのポテンシャルを高く評価しているといえるでしょう。

<サブリナ・イオネスク シグネチャーシューズ>

<エレーナ・デレ・ダン シグネチャーシューズ>

まとめ

ケイトリン・クラークの2800万ドルもの大型契約締結は、女子バスケットボールの歴史に残る出来事と言えるでしょう。大学時代の活躍で女子バスケットボールの注目を集めたクラークが、WNBAでも大きな存在感を発揮することが期待されます。

この契約は、クラークの活躍はもちろん、女子バスケットボールの更なる発展にも大きな意味を持つと考えられます。今後、クラークの活躍に注目が集まり、ひいては女子バスケットボール全体の人気が高まることが予想されます。

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