2024年6月26日、メジャーリーグベースボール(MLB)の試合で、まさかの出来事が起こりました。
トロント・ブルージェイズのキャッチャー、ダニー・ジャンセンが、同一試合で両チームに出場したのです。
この前例のない出来事は、野球史に新たな1ページを刻むことになりました。
ブルージェイズからレッドソックスに転向した捕手ダニー・ジャンセンは、同じ試合で両チームでプレーしただけでなく、メジャーリーグ史上初のことだ。 彼は同じイニングで両チームでプレーした。
lue Jays-turned-Red Sox catcher Danny Jansen didn’t just play for both teams in the same game — a first in major league baseball history.
— CityNews Toronto (@CityNewsTO) August 26, 2024
He played for both teams in the same inning. https://t.co/VfbBFw60nx
ジャンセンは6月26日、ブルージェイズ対ボストン・レッドソックスの試合に出場していました。
しかし、この試合は雨のため中断されることになりました。
そして、翌日ジャンセンはレッドソックスに移籍。
中断された試合が再開された際、ジャンセンはレッドソックスのユニフォームを着て出場したのです。
ジャンセンの活躍
ジャンセンは、中断前にブルージェイズのバッターとして打席に立っていました。
そのため、試合再開時には移籍により、レッドソックスのキャッチャーとして、自身の旧チームのバッターに投球することになりました。
この歴史的な出来事により、ジャンセンは両チームの公式記録に名を残すことになりました。
ジャンセンの心境
ジャンセンは「この状況は本当に不思議だ。
こんなことが起きるとは夢にも思わなかった」と話しています。
しかし、「頑張って試合に集中するだけだ」と前を向いた姿勢を見せています。
ジャンセンは2018年にブルージェイズに入団し、6年間在籍していました。
今回の出来事は、移籍中の選手が同一試合に出場するという前例のない出来事となりました。
まとめ
ダニー・ジャンセンの活躍は、野球ファンを驚かせただけでなく、スポーツ史に新たな1ページを刻むことになりました。