21連敗でMLBのアメリカンリーグのワースト記録に並んだホワイトソックス、フランク・トーマスが激怒

2024年8月6日、シカゴ・ホワイトソックスが21連敗を記録し、アメリカンリーグの最長連敗記録に並んだ。

この連敗劇に、球団の名誉殿堂入りを果たしたフランク・トーマス氏が激怒し、強烈な批判を浴びせかけている。

ホワイトソックスは7月10日の二重ヘッダーでミネソタ・ツインズに勝って以来、21連敗を喫している。

これは1988年のボルチモア・オリオールズに並ぶアメリカンリーグ記録となった。

さらに、1961年のフィラデルフィア・フィリーズが記録した23連敗は、メジャーリーグ記録となっている。

連敗の影響

この21連敗により、ホワイトソックスの成績は27勝88敗となり、シーズン38勝124敗のペースで推移している。

これは1899年のクリーブランド・スパイダーズ(20勝134敗)以来の最悪成績となる可能性がある。

また、この間16敗がオールスター後のものであり、他のチームがこの期間4勝以上を挙げているのと対照的だ。

フランク・トーマスの激怒

ホワイトソックスの名誉殿堂入りを果たしたフランク・トーマス氏は、この連敗劇に激怒し、「もう我慢の限界だ。選手たちにキレなければならない」と述べた。

トーマス氏は「『頑張っている』とか『毎日懸命に取り組んでいる』と言い訳するのはもうやめにしろ。

今こそ、ドアを蹴り倒し、部屋を荒らすような真剣な行動を取るべき時だ」と、強烈な言葉で監督に訴えかけている。

トーマス氏の提案

トーマス氏は、自身が監督なら「『もう21連敗だ。我々はメジャーリーグの笑い者だ。それを知らないと思っているのか?』と選手たちを叱責し、取材陣にも『もう聞きたくない!』と怒鳴りつけるだろう」と述べ、強硬な対応を取ることを提案している。

補足情報

ホワイトソックスは今シーズン、32試合で1点以下に抑えられるなど、打線の不振も目立っている。

一方で、オークランド・アスレチックスのマックス・シューマンが4回に2点打の適時打を放ち、ホワイトソックスの敗戦に貢献した。

まとめ

シカゴ・ホワイトソックスの21連敗は、アメリカンリーグ記録に並ぶ歴史的な出来事となった。

この連敗劇に、球団の名誉殿堂入りを果たしたフランク・トーマス氏が激怒し、監督に対して強烈な批判を浴びせかけている。

ホワイトソックスは今シーズン最悪の成績を記録する可能性があり、早急な立て直しが求められている。

コメントする

CAPTCHA