スペイン、歴史的4度目のユーロ(EURO)制覇!新世代の活躍で見事な優勝

サッカーの祭典、EURO 2024。

スペイン代表が見事に4度目の優勝を果たしました。

17歳の新星ラミネ・ヤマルをはじめ、新世代の活躍が光った大会でした。

スペインの歴史的偉業と、優勝への道のりについて詳しく見ていきましょう。

EURO 2024決勝

EURO 2024決勝は2024年7月14日、ドイツ・ベルリンのオリンピックスタジアムで行われました。

スペイン代表とイングランド代表が激突し、スペインが2-1で勝利を収めました。

これでスペインは単独最多となる4度目のEURO制覇を達成しました。

スペインの歴史的偉業

スペインは大会を通して無敗で優勝し、史上初の1次リーグから7連勝で頂点に立ちました。

得点数も15ゴールと大会記録を塗り替えています。

2023年にはUEFA女子ワールドカップも制覇しており、男女両チームが頂点に立つ国となりました。

2001年以降、スペインの男女チームは23連続でメジャー大会の決勝に進出し、優勝を重ねています。

まさに世界のサッカー王国と呼べる存在です。

大会前から「誰も我々に付いていけない」と自信を見せていたスペインコーチのルイス・デ・ラ・フエンテ氏の予言が的中しました。

新世代の活躍

大会を通して注目を集めたのが、17歳の新星ラミネ・ヤマルです。

ヤマルは大会最年少出場記録を塗り替え、決勝ではアシストを記録しました。

ヤマルの母はエクアトリアルギニア出身、父はモロッコ出身と多様な背景を持っています。

一方で、ニコ・ウィリアムスも大活躍。

ウィリアムスは自身の両親が経験した困難な移住の道のりについて語り、スペイン代表の多様性を象徴する存在となりました。

両親はアフリカからスペインに移住する際、トラックの荷台に乗って砂漠を歩いて来たそうです。

このように、スペイン代表は多様な出身の選手たちで構成されており、新世代の活躍も光っていました。

まさに”新時代のスペイン”を象徴する優勝だと言えるでしょう。

イングランドの悲願達成ならず

一方、サッカーの発祥の地であるイングランドは、1966年のワールドカップ優勝以来、男子チームが主要タイトルを獲得できずにいます。

今大会も惜しくも優勝を逃し、また悲願達成ならずという結果に終わりました。

イングランド代表の選手たちは、スペインのキャプテンであるアルバロ・モラータがEURO優勝トロフィーを掲げる姿を見守るしかありませんでした。

サッカーの聖地で自国の栄光を見守れなかったのは、大きな悔しさだったことでしょう。

補足情報

スペインの優勝は、同国のスポーツ界にとって歴史的な1日となりました。

同日にはテニスのウィンブルドン選手権でも、スペインのカルロス・アルカラスが2年連続の優勝を果たしています。

まさに”スペイン祭り”と呼べる素晴らしい1日でした。

まとめ

EURO 2024は、スペインにとって歴史的な4度目の優勝を遂げた大会となりました。

17歳の新星ラミネ・ヤマルをはじめ、多様な出身の選手たちが活躍し、新時代のスペイン代表の姿を見せつけました。

一方で、サッカーの発祥の地であるイングランドは、また悲願達成ならずという結果に終わりました。

スペインの勢いは止まらず、2026年のワールドカップでも優勝を狙えるでしょう。

新世代の台頭と、多様性に富んだチーム作りが、スペインの強さの秘訣と言えるでしょう。

サッカー界の覇権国として、今後も目が離せません。

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