コンビニエンスストアのローソンが、食品ロス削減に向けた取り組みの一環として、手巻きおにぎりの消費期限を6時間延長すると発表しました。
【5品目】ローソン、おにぎりの消費期限を6時間延長 食品ロスなどの削減に向けhttps://t.co/ROeRWLq7KI
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 10, 2024
ローソンは9日から手巻おにぎりの5品の消費期限を6時間延長することが可能になった。5品は、おにぎり販売数の約3割を占めており、食品ロスや購買機会ロスの削減も見込めるという。 pic.twitter.com/rwcfC3Jhyt
この施策は、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩といえるでしょう。
食品ロス削減への取り組み
ローソンは、2025年までに2018年比で25%、2030年までに50%の食品ロス削減を目標に掲げています。
手巻きおにぎりは需要の変動が大きく、期限切れによる廃棄が発生しやすい商品です。
そのため、原材料管理と衛生管理の徹底により、消費期限の延長が可能になったのです。
消費期限延長の内容
ローソンが対象とするのは、店舗で販売している手巻きおにぎり5品目です。
これまでの消費期限から6時間延長され、最長21時間の消費期限となります。
原材料の鮮度管理や調理工程の衛生管理を強化することで、安全性を確保しつつ期限延長を実現しました。
食品ロス削減への効果
この取り組みにより、期限切れによる廃棄が抑えられ、食品ロスの削減が期待されます。
また、お客様の購買機会ロスの削減にもつながると考えられています。
ローソンは全国13,232店舗（2024年3月末時点）で、この施策を実施する予定です。
冷凍おにぎりの実証実験
ローソンでは、食品ロス削減に向けた取り組みの一環として、冷凍おにぎりの販売実証実験も行っています。
冷凍おにぎりは需要の変動に左右されにくく、期限切れによる廃棄を抑えることができます。
2024年1月の時点で一定の手応えが得られたと報告されています。
今後、冷凍おにぎりの本格的な販売展開も検討されるかもしれません。
持続可能な社会の実現に向けて
ローソンは、食品ロス削減に向けて、様々な角度から取り組みを進めています。
消費期限延長と冷凍おにぎりの実証実験は、その一例といえるでしょう。
今後も、持続可能な社会の実現に向けた取り組みに注目していく必要があります。
まとめ
ローソンは、食品ロス削減を重要な課題と捉え、手巻きおにぎりの消費期限延長を実施しました。
この取り組みは、食品ロスの削減と購買機会の確保の両面で効果が期待されています。
また、冷凍おにぎりの実証実験など、持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みにも注目が集まっています。
ローソンの挑戦は、持続可能な社会の実現に向けた一石を投じるものといえるでしょう。