0800番号の着信は危険?電気料金のアナウンスに要注意!

突然「0800-300-0955」のような番号から着信があり、「電気料金なんとか……」と不審なアナウンスが流れた経験はありませんか?

 「0800番号はフリーダイヤルだから無料」と思い込んでいると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

実際、総務省の調査(2024年)によると、0800番号を悪用した詐欺や不当請求の相談件数は年間約1,200件にのぼり、年々増加傾向にあります。

この記事では、0800番号の仕組みから不審着信の対処法まで、実際の被害事例を交えながら詳しく解説します。

0800番号の基本|本当に無料なのか?

0800番号の正体|フリーダイヤルとの違い

0800番号は、NTTコミュニケーションズが提供する「着信課金型電話サービス」の一種で、発信者(電話をかける側)は無料ですが、受信者(電話を受ける側)に料金がかかる場合があります。

  • フリーダイヤル(0120) → 発信者無料、受信者も無料(企業が全額負担)
  • 0800番号 → 発信者無料、受信者に課金されるケースあり

一般的には企業のコールセンターなどで使われますが、悪質業者が「無料」を装って高額請求する手口も増えています。

不審な0800番号の特徴|「電気料金」アナウンスの罠

冒頭の「0800-300-0955」のような番号から、
✅ 「電気料金の未納」「契約変更の案内」
✅ 「キャンペーン当選」「無料点検」
といった内容の自動音声が流れた場合、詐欺や営業電話の可能性が高いです。

特に、以下のパターンは要注意!

  • 「すぐに支払わないと停電します」→ 脅し文句
  • 「個人情報を確認します」→ フィッシング詐欺
  • 「オペレーターに繋ぎます」→ 高額商品の売りつけ

出たら料金が発生する?

電話に出ただけで課金されるケース

結論から言うと、基本的に「出ただけ」では料金は発生しません。
しかし、以下のような例外があります。

  • 自動転送サービス(※1)を悪用され、高額な国際電話に接続される
  • 音声ガイダンスに従うと、有料サービスに登録させられる
  • 折り返し電話をかけさせるように仕向け、高額課金番号(※2)へ誘導

(※1)自動転送サービス:通話を別の番号に転送する機能。海外の高額課金番号に繋がることも。
(※2)高額課金番号:090や特定の国際番号(+81以外)など、1分あたり数百円~数千円かかる場合も。

実際の被害事例|「1回の電話で5万円請求」

2023年、東京都内の60代男性が「0800-XXX-XXXX」から「電気メーターの点検が必要」という電話を受け、オペレーターに転送された後、「契約確認」と称して個人情報を聞き出され、5万円の架空請求を受けたケースが報告されています。

専門家の指摘

「0800番号は企業の信頼性を装いやすいため、消費者は警戒が必要。特に高齢者の場合、『公的機関を装った詐欺』に引っかかりやすい。」
―― 国民生活センター・消費者相談アドバイザー

対策|不審な0800番号がかかってきたら?

絶対にやるべき3つの行動

  1. 電話に出ない(留守電も無視)
  2. 番号をブロック(iPhone/Androidの設定から可能)
  3. 総務省や警察に通報(「0800 番号 詐欺」で検索)

もしも出てしまった場合の対処法

  • 即座に切る(1秒でも長いとリスクが上がる)
  • 折り返し電話は絶対にかけない
  • クレジットカードや銀行情報を教えない

補足|0800番号の正しい利用例

悪質なケースばかりではなく、0800番号を正当に使っている企業もあります。
例)

  • 楽天モバイル(0800-800-3200)
  • Amazonカスタマーサービス(0800-888-0999)
  • 電力会社の公式サポート(東京電力:0800-919-3333)

見分けるポイント
✅ 公式ホームページに記載されているか
✅ オペレーターの対応が丁寧か
✅ 不審な金銭要求をしてこないか

まとめ|0800番号は「無料」ではないと心得よ

0800番号は便利な反面、悪用されるリスクも高いです。

  • 「電気料金」などの自動音声はほぼ詐欺
  • 電話に出ただけでは課金されないが、油断は禁物
  • 怪しい番号はブロックし、絶対に折り返さない

もしも被害に遭ったら、国民生活センター(188)や警察のサイバー犯罪相談窓口にすぐ連絡しましょう。「もしかして……」と思った時点で行動することが、詐欺被害を防ぐ最善策です。

「怪しい電話は無視」を徹底し、スマートな消費者を目指しましょう! 

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