2001年の大ヒットドラマ「流星花園」で一躍スターダムに躍り出た台湾の女優バービー・スーが、わずか48歳で急逝しました。
日本での家族旅行中にインフルエンザから肺炎を発症し、2025年2月3日に亡くなったと報じられています。
アジア全域で愛されたスターの突然の訃報に、ファンたちは深い悲しみに包まれています。
Actress and TV host Barbie Hsu (大S) has passed away at 48 from complications related to influenza and pneumonia while traveling in Japan, Taiwan-based media outlet UDN reported citing her sister Dee Hsu. #BarbieHsu pic.twitter.com/mVnQHMeBrb
— Global Times (@globaltimesnews) February 3, 2025
バービー・スーの輝かしい経歴
バービー・スーは17歳で芸能界デビューし、姉のディー・スーとポップデュオを結成。
その後、テレビ司会者として人気を博しました。
しかし、彼女の人生を大きく変えたのは「流星花園」でした。
この日本の漫画「花より男子」を原作とするドラマは、アジア全域で大ヒット。
バービー・スーが演じたヒロイン・シャンツァイ(杉菜)は、多くの若い女性の憧れとなりました。
ドラマは各国語に吹き替えられ、フィリピンやインドネシア、タイでも大人気を博しました。
アジアを席巻した「流星花園」フィーバー
「流星花園」の影響力は計り知れません。
ドラマの人気は衣装やヘアスタイルにまで及び、特に男性キャストのふわふわした髪型は、東南アジアや東アジア全域の若者たちの間で流行しました。
フィリピンでは、地元の放送局が視聴者の要望に応えて8回も再放送したと言われています。
また、海賊版DVDが路上で売られるほどの人気ぶりでした。
ドラマのテーマソングも各国語でカバーされ、ラジオやテレビで大ヒットしました。
20年以上経った今でも、「流星花園」の人気は衰えることなく、日本、韓国、中国、インドでリメイク版が制作されるほどです。
バービー・スーの私生活と健康問題
バービー・スーは2021年に中国の実業家ワン・シャオフェイとの10年間の結婚生活に終止符を打ち、翌年には韓国の歌手DJ Kooと再婚しました。
前夫との間に2人の子供がいます。
彼女はてんかんと心臓病の既往歴があり、以前にも発作で入院したことがありました。
今回の訃報は、彼女の健康状態に対する懸念を改めて浮き彫りにしました。
ファンと同業者たちの悲しみの声
バービー・スーの突然の死は、ファンや同業者に大きな衝撃を与えました。
中国のSNS「Weibo」では、彼女の死に関する投稿が最も話題になり、15億回以上閲覧されました。
「流星花園」の共演者であるケン・チューは、InstagramとWeiboで追悼の意を表しました。
長年の友人であるアヤ・リウは、先月の集まりで「もっと会おう」と約束したことを振り返り、「あれが最後の集まりになるとは思わなかった」と悲しみを綴りました。
バービー・スーの愛称「大S」の由来
バービー・スーは「大S(ダーエス)」という愛称でも親しまれていました。
これは彼女の姉妹デュオ時代からのニックネームで、妹のディー・スーは「小S(シャオエス)」と呼ばれていました。
この愛称は、彼女たちの親しみやすさと姉妹の絆を象徴するものとして、ファンに愛されていました。
まとめ – 永遠に輝き続けるアジアのスター
バービー・スーの突然の訃報は、アジアのエンターテインメント界に大きな衝撃を与えました。
「流星花園」を通じて世代を超えて愛され続けた彼女の存在は、アジアのポップカルチャーに深い足跡を残しました。
48歳という若さでの別れは惜しまれますが、彼女が演じたシャンツァイの姿は、多くのファンの心に永遠に生き続けることでしょう。
バービー・スーの輝かしい功績を称え、心からの哀悼の意を表します。
RIP #BarbieHsu
— ⭐️ earendel ⭐️ // cdrama edit (@earendel_cdrama) February 3, 2025
Oct 6th, 1976 – Feb 3rd, 2025
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