近年、インターネットトラフィックの90%が動画で占められるようになりました。
そんな中、Vemeは従来のテキストベースのソーシャルコミュニティに動画を融合させた新しいプラットフォームを目指しています。
Vemeの創業者ラーマーヤナ・アナンダ（Raamayan Ananda）は、過去にメディテーション・プラットフォーム「Unify」を立ち上げ、2億人以上のユーザーを獲得した実績を持っています。
Vemeとは？
Vemeは2020年にパンデミック禍の中で立ち上がりました。ラーマーヤナ・アナンダは以前のUnifyプラットフォームで月間1億回以上の視聴数を記録していましたが、プラットフォームの制限から、ユーザーとの深いつながりを築くことができませんでした。
そこで、ユーザーの興味関心に基づいたコミュニティ型のソーシャルプラットフォームを目指して、Vemeの開発に着手しました。
Vemeの特徴と機能
Vemeは、コミュニティ内での動画を中心としたエンゲージメントと定着を目指しています。
ユーザーは、ディスカッション、AMA(Ask Me Anything)、動画投稿、返信、ゲームなど、さまざまな機能を使ってコミュニティ内で交流できます。また、管理者やモデレーターがコミュニティ向けのプロンプト(投稿の手がかり)を設定したり、AIが自動的にプロンプトを生成することもできます。
ユーザーは自作の動画クリップをライブラリに追加したり、AIが自動生成したビデオミームを使ってコミュニケーションを取ることができます。人気の高いビデオミームはランキングで表示されるなど、ユーザーの関心を引き付ける工夫がされています。
Vemeの創業者ラーマーヤナ・アナンダ（Raamayan Ananda）
Vemeの創業者ラーマーヤナ・アナンダは、以前にUnifyというメディテーション・プラットフォームを立ち上げ、2億人以上のユーザーを獲得していました。Unifyでは、ディープラーニングチャプラ、トニー・ロビンス、マイク・タイソンなどの著名人を巻き込んだライブストリームを行っていました。
アナンダは、ビットコインやイーサリアムの早期投資家でもあり、分散型コミュニティの未来について世界中で講演を行っています。
また、家族企業では20億ドル相当の不動産開発も手がけるなど、幅広い経験と実績を持っています。
補足情報
Vemeは現在2回のトークンセールで200万ドルを調達しており、さらに200万ドルのベンチャーラウンド資金を調達中です。Vemeは、Web3とAIを活用した新世代のソーシャルネットワークを目指しており、動画を中心としたコミュニティ型のプラットフォームを提供しています。
まとめ
Vemeは、従来のテキストベースのソーシャルコミュニティに動画を融合させた新しいプラットフォームです。ユーザーの興味関心に基づいたコミュニティ内でのエンゲージメントと定着を目指しており、ディスカッション、AMA、動画投稿、ゲームなど、さまざまな機能を提供しています。
Vemeは、Web3とAIを活用した新世代のソーシャルネットワークを目指しており、今後の動向が注目されます。