ケイトリン・クラークは、5月14日に行われたWNBAシーズン開幕戦でデビューを果たしました。
CAITLIN CLARK'S WNBA DEBUT 👀
— Bleacher Report (@BleacherReport) May 15, 2024
20 PTS
3 AST
10 TO
5-15 FG
4-11 3PT
Fever fall short 92-71 to Sun pic.twitter.com/Ui9o9ceZxf
インディアナ・フィーバーがコネチカット・サンに92-71で敗れる中、クラークは20得点を挙げました。20得点はフィーバー史上2位の新人デビュー得点記録です。
過去10年の1位指名選手では2位の記録です。しかし、なんとデビュー戦で10ターンオーバーというワースト記録を残してしまいました。
Caitlin Clark's professional debut ended with 10 turnovers. pic.twitter.com/PcM6eiWWRg
— CBS Sports (@CBSSports) May 15, 2024
ケイトリン・クラークの活躍と課題
クラークは2Q残り5分24秒になってようやく得点を挙げ、その後は3ポイントシュートを4本沈めるなど徐々に調子を上げていきました。
しかし、相手ディフェンスの強さに苦しみ、5/15のシューティングに終わりました。
「負けるのは嫌だが、1試合で自分を責めすぎるのは良くない。学んで前に進むことが大切」とクラークはコメントしています。
確かに、WNBAデビューということで、物理的な強さや高い競争レベルに適応するのに時間がかかるのは当然のことでしょう。
サンの堅守
ケイトリン・クラークのプライマリーディフェンダーを務めたディジョナイ・カリントンは、クラークを2/10に抑え8ターンオーバーを奪うなど、卓越したディフェンス力を発揮しました。
アリッサ・トーマスも時折クラークを悩ませ、反則を誘発しました。
「カリントンの活躍は期待通りだった。毎試合そのレベルを維持できるかが課題」とコーチのステファニー・ホワイトは語っています。
サンのベテランコアが見せた堅守は、フィーバーを完全に圧倒する結果となりました。
今後の課題
フィーバーのクリスティー・サイズ監督は「今日は完全に押し負けた。ルーキーのクラークにはもっと教えていく必要がある」と述べています。
クラークも「物理的な強さ、そして自分らしくないプレーが課題だった」と分析しています。
次はニューヨーク・リバティ戦と、再びコネチカット・サン戦が控えています。
クラークにとって大切な学びの機会となるでしょう。WNBAの舞台で確実に成長していくことが期待されています。
まとめ
ケイトリン・クラークのデビュー戦は、20得点も10ターンオーバーと、光と影が見られる結果となりました。
相手ディフェンスの強さに苦しみながらも、徐々に調子を上げていく姿が印象的でした。今後の成長に期待が高まる一方で、WNBAの厳しさも垣間見えた試合でした。
クラークにとって大切な学びの機会となるでしょう。