ケイマン諸島近海でM7.6の揺れ。津波警報発令

2025年2月9日、カリブ海で発生した強力な地震が周辺地域に衝撃を与えました。

マグニチュード7.6という巨大地震は、ケイマン諸島の南西約210km地点を震源として発生し、広範囲に影響を及ぼしました。

この地震により、プエルトリコやバージン諸島など周辺の島々に津波警報が発令され、地域全体が緊張状態に陥りました。

地震の詳細と影響

地震は日本時間2月9日8時23分頃(現地時間2月8日18時23分頃)に発生しました。震源の深さは約10kmと比較的浅く、地表への影響が懸念されます1。震源地周辺では、以下の地域が特に強い揺れを感じました:

  • ジョージタウン(ケイマン諸島):震源から北北東に210.1km
  • ボーデンタウン(ケイマン諸島):震源から北東に216.3km
  • ウェストベイ(ケイマン諸島):震源から北北東に218.1km

また、ニカラグアのプエルト・カベサスやホンジュラスのトコアなど、中米大陸の沿岸部も影響を受けました1

震源地のケイマン諸島とは?

ケイマン諸島は、カリブ海の北西部に位置するイギリスの海外領土です。

キューバの南方約241km、フロリダ州マイアミの南方約740km、ジャマイカの北西約269kmに位置しています。

3つの島、すなわちグランドケイマン島、ケイマンブラック島、リトルケイマン島から構成されています。

首都はグランドケイマン島にあるジョージタウンです。

震源に近い場所の様子は?

今回の地震の震源地は、ケイマン諸島の南西約210kmの海域でした。

幸いなことに、震源に近い陸地は比較的少ないため、直接的な被害は限定的であると予想されます。

しかし、震源に最も近いケイマン諸島では、強い揺れが観測され、住民は恐怖を感じたことでしょう。

特に、ジョージタウン、ボーデンタウン、ウェストベイなどの主要都市では、家具が倒れたり、物が落下したりといった被害が発生した可能性があります。

また、地震発生直後には津波警報が発令され、沿岸部では一時的に避難指示が出されました。

住民たちは高台や避難場所へ急ぎ、不安な夜を過ごしたことでしょう。

地震発生から時間が経過し、津波の危険性が薄れたとしても、余震への警戒は依然として必要です。

特に、建物の構造が弱い地域では、倒壊の危険性も考えられます。

地震発生後、現地の状況は刻々と変化しています。

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